●阿嘉島へ行くには?
那覇・泊港より高速船「クイーンざまみ3」なら50分〜70分(季節により1日1〜3便)、「フェリーざまみ」は1日1便で約2時間の船旅です。「フェリーざまみ」の最上階はオープンデッキになっており、天気の良い日に慶良間諸島の島々を見ながらの船旅も楽しいものです。また阿嘉島−座間味島間は、1日4便の船が往復しています。
阿嘉島隣の慶留間(げるま)島とその先の外地(ふかじ)島には橋で繋がっており、3島を行き来することが可能です。
●島内移動はどうするの?
民宿がある集落は阿嘉港周辺に位置し、お店などは徒歩圏内です。島内観光する場合、レンタサイクルはありますが、レンタバイク・レンタカーなどはありません。
ダイビングやシュノーケリングが目的の旅行者は、阿嘉集落の徒歩圏内に食堂や商店があるので問題はありませんが、阿嘉島や慶留間島の観光をされたい方は、那覇でレンタバイクを借りてフェリーに乗せてくると便利でしょう。
●宿泊するのは?
阿嘉港周辺に数多くの民宿があり、ダイビングショップが併設されているところもあります。
ダイバーにはうれしい、機材の洗い場や機材干し場がある民宿もありますのでダイバーの方はチェックイン時に確認すると良いでしょう。
最近建て直した民宿も多く、屋上で海を見ながらジャグジーに入る事ができるペンションもあります。
●阿嘉島の食事はどうなの?
阿嘉港周辺にはレストランや居酒屋があり、集落前の前浜を見ながら食事のできるお店も人気があります。
●阿嘉島のビーチは?
阿嘉集落から約1kmの所にある北浜(ニシハマ)ビーチは、手つかずの自然が残る穴場のビーチです。約1km続く白砂のビーチはシュノーケリングに最適で、サンゴの間を泳ぐカラフルな熱帯魚を見ることができます。
阿嘉集落前にも白砂のビーチ、前浜(メーヌハマ)があり眺めているだけで癒されることでしょう。
●阿嘉島の海はどうなの?
世界でも有数のダイビングスポットとして知られる慶良間諸島。その中心に位置する阿嘉島は、ダイバーにも大人気。リピーターが多いことでも有名です。
慶良間の海は初心者でも安心して入れるポイントが豊富な事も特徴の一つ。沖縄本島から日帰りで行くケラマのダイビングも人気ですが、島に宿泊して小型ボートで行かなければ潜れないポイントがあるのも人気の一因です。
●阿嘉島の見どころは?
ダイビング中心の旅行者は、多くの方が阿嘉集落の周辺のみで過ごされると思いますが、阿嘉島や慶留間島には天然記念物に指定されているケラマジカが生息しています。
集落から離れると、道路沿いに出て来て驚く事も多々あります。特徴は普通の鹿よりやや黒ずんでおり、角も体も小柄なことで、ケラマ鹿ウオッチングを催行している宿もあります。
その他、サクバルの奇岩や慶良間諸島が見渡せる展望台、沖縄の民家の原形をとどめた重要文化財に指定されている高良家など、ダイビング後の夕食までの時間でも充分に見学できますので、興味のある方は一度行かれてみてはいかがでしょう。