石垣島 ダイビングのご案内
石垣島は沖縄本島、西表島に次いで沖縄で3番目に大きな島です。ダイビングサービスは空港・港を中心とした市街地エリア、川平湾周辺のエリア、北の半島に位置する北部エリアに別れます。またダイビングエリアは石垣島周辺はもとより、竹富島・小浜島・黒島・パナリ（新城島）周辺までと範囲が広く、海況が良い日には、西表島まで遠征することもあります。八重山諸島のそれぞれの島にステイして、島の周辺でゆっくりとダイビングをするのも良いですが、石垣島からは八重山諸島全てがダイビングエリア。ちょうど沖縄本島から日帰りで慶良間諸島へのダイビングをする感覚で、日帰りボートダイビングが楽しめます。
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憧れのマンタが見られる事でも有名な石垣島。マンタは成長すると6メートルにもなるエイで正式には「オニイトマキエイ」と言う世界最大のエイの事です。数年前までは遭遇率が低く、小浜島と西表島の間のヨナラ水道で唯一見られることで有名でしたが、川平湾の近くの「川平石崎マンタスクランブル」が発見されてからは、ほぼ100％近く見られるようになりました。
石垣島の川平湾近くにあるダイビングスポットでマンタが1年中見られることで有名になったダイビングポイントです。このポイントが発見されたおかげで、以前はなかなか遭遇することの出来なかったマンタに、いつでも遭えるようになりました。
マンタは成長すると6メートルにもなるエイで、正式には標準和名で「オニイトマキエイ」と言う世界最大のエイのことです。成長したマンタはたたみ4畳分ほどにもなり、その大きさと優雅さは世界中のダイバーの、憧れの的にもなっています。おなかにあるそれぞれの模様で固体識別が可能で、個性があることでも知られています。
「川平石崎マンタスクランブル」では基本的に1年中マンタが現れると言われています。ただし冬場は北風の影響で、ポイントに行くまでの海が荒れる事が多く、ポイントまでボートが行くことが困難な場合があり、その為に見ることが出来ない場合が多いのです。ベストシーズンは9月〜11月。この時期は遭遇率がかなり上がり数尾から十尾以上のマンタに遭遇することもあります。
100％近くの遭遇率を誇るポイントですが、実はマンタの「クリーニングステーション」になっているのです。いくつものサンゴの根が重なった場所の上で、ホンソメワケベラなどのクリーニングフィッシュと呼ばれる魚達が、体についた寄生虫やゴミを食べてくれるので、たくさんのマンタが集まって来るのです。
基本的にはクリーニングステーションを囲むように周りに集まり、マンタが来るのを待つ形式となります。マンタはクリーニングステーションの上でホバリングしたり、ぐるぐる回って来ますので、近くの岩などにつかまって観察をすることになります。人気のポイントなので、時には数十人のダイバーがクリーニングステーションをとり囲むことも。各ショップのガイドさんはベストな場所を教えてくれるので、指示に従えばより良い場所でマンタウオッチングができるでしょう。
とにかくマンタは見るだけ、追いかけたり触ったりしてはいけません。マンタの固体によっては、ダイビングの泡を嫌がるものもいますので、自分の吐いた泡がマンタにかからないようにしましょう。また、クリーニングステーションの上に上がると、マンタが来ることが出来なくなってしまいます。ガイドさんの指示に従い、位置取りはマンタの邪魔にならないように気をつけましょう。
その他にもタカサゴの群れやクマノミ達、時にはナポレオンフィッシュなどにも会える石垣の海は極上のサンゴが見られることでも有名です。世界屈指のサンゴ礁を満喫できるのも石垣島ステイならでは。ほぼ100％のボートダイビングスタイルですが、初心者でも安全にダイビングの出来るポイントが数多くあります。体験ダイビングもさかんに行なわれていますので、ノンダイバーの方や、石垣島以外で体験ダイビングをされた経験のある方も、ぜひ石垣島の体験ダイビングをしてみましょう。
