離島徹底ガイド 石垣島をさらに詳しく知ろう!
1.平久保崎(ひらくぼさき
平久保崎(ひらくぼさき)
石垣島の最北端にある平久保崎。岬の先端には白い灯台が立っており、目の前には大地離という無人島があります。ここから観る珊瑚礁は一見の価値あり。グレートバリアリーフのような壮大な珊瑚礁を望むことができます。岬周辺の海は、潮流が早いので、泳ぐことはできませんが、素晴しい景色を見にぜひ訪れてみましょう。
2.玉取崎展望台(たまとりさきてんぼうだい)
玉取崎展望台(たまとりさきてんぼうだい)
国道390号線を北上し、平久保崎のある平久保半島に入る手前のある展望台です。この展望台から眺める、平久保崎へと続く海岸線は、目をみはるほどの美しさ。平久保半島が一望できますので、ぜひ立ち寄ってみましょう。
3.バンナ森林公園
バンナ森林公園(ばんなしんりんこうえん)
石垣島の市街地北部に位置する「バンナ岳」を中心とした森林公園です。バンナ岳の「エメラルドの海を見る展望台」から見下ろす市街地と海の眺望は素晴しく、休憩所もありますのでゆっくりと景色を眺めることができます。市街地の夜景も素晴しいので、時間がある方は夜に行ってみることをお勧めします。
4.米原のヤエヤマヤシ群落
米原のヤエヤマヤシ群落(よねはらのやえやまやしぐんらく)
世界中でも石垣島と西表島のみに生育する「ヤエヤマヤシ」。市街地から外周道路を、時計回りにドライブすると、川平湾の先に群落が見えてきます。この群落は国指定天然記念物に指定されており、ヤエヤマヤシの群落としては最大級の群落です。群落内は未舗装ながら遊歩道もありますので、ドライブの途中に寄ってみてはいかがでしょう。
5.石垣島鍾乳洞
石垣島鍾乳洞(いしがきじましょうにゅうどう)
石垣島鍾乳洞は、鍾乳石の成長が日本一早いことでも有名です。3キロあまりの洞窟のうち、見学できるのは660mですが、自然の奏でる水琴窟(すいきんくつ)の音色を楽しむ場所もあり、ゲストハウスでは南琉球料理を味わうことができます。
6.八重山鍾乳洞動植物園
八重山鍾乳洞動植物園(やえやましょうにゅうどうどうしょくぶつえん
石垣島は太古に隆起した鍾乳洞だたくさんある事でも知られ、八重山鍾乳洞では、8箇所の鍾乳洞を探検隊気分で楽しむことができます。また、園内には「日本一のガジュマル」と言われる巨大なガジュマルがあります。入場券売場の前ですので、行かれた方はぜひ記念撮影を。アンモナイトや貝の資料館も見ごたえがあります。
7.八重山民俗園
八重山民俗園(やえやまみんぞくえん)
市街地から名蔵湾沿いの名蔵大橋を渡った所にある「八重山民俗園」は昔ながらの赤瓦の古民家や海人の家などが移築復元されており、八重山の民俗文化が体験できます。島歌やおじい、おばぁの奏でる三線の鑑賞もでき、「リスザルの森」では人なつこいリスザルとのふれあいもできます。 営業時間:9:00−18:00(最終受付17:30) 休業日:無休

8.唐人墓(とうじんばか)
唐人墓(とうじんばか)
16世紀以来、中国では「苦力 (クーリー)」と呼ばれる労働者が労働奴隷として世界各地に送り出されていました。1852年2月、400人余りのクーリーが、厦門(アモイ)港からカリフォルニアに送られる途中、扱いのひどさに蜂起して、船長ら7名を殺害し、380名が石垣島に上陸しました。島の人々は、仮小屋を建て、彼らに住まいを提供しましたが、100名以上が銃殺され、逮捕者や自殺者、病没者も続出しました。島民は深く同情し、密かに食糧や水を運び、中国人側の被害が少なくするよう配慮しました。そして事件処理に関する国際交渉に取り組み、1853年9月、琉球側が船二隻を仕立て、生存者172人を福州に送還しました。当時、埋葬された墓は島内に点在していましたが、石垣市がこれらを合祀慰霊する為に台湾政府、在琉華僑の支援を募り、唐人墓を1971年に建てることができました。しかし当時の琉球列島は米国の占領下にあったため、墓のいきさつをきちんと記すことはできなかったということです。現在でも石垣島の「唐人墓」は、沖縄県民以外にはあまり知られていないようです。

9.観音崎灯台
観音崎灯台(かんのんざきとうだい)
「唐人墓」の向かいにあり、石垣市内に一番近い灯台です。灯台からは、名蔵湾越しに石垣島の西部が見えます。「唐人墓」を含む敷地内には芝生があってベンチもあり、竹富島や小浜島・西表島などが見え、綺麗な海が眺められます。

10.石垣新離島桟橋
石垣新離島桟橋(いしがきしんりとうさんばし)
八重山観光の拠点となる新しい「石垣港離島ターミナル」が落成し、2007年1月31日より供用開始となりました。建物はエントランスの屋根に赤瓦を使い、鉄筋コンクリート造りで、外観は沖縄の雰囲気を保ちながら、ターミナル内はまるで飛行場のよう。各フェリーや高速船のカウンターが並び、出航便の情報は電光掲示板に表示され、200席の椅子を配した広く明るいロビーとなっています。
11.とぅもーるネットセンター石垣
とぅもーるネットセンター石垣
「石垣港離島ターミナル」内に設けられた八重山観光情報の発信拠点です。センター内には最新の情報機器で八重山の生物や環境、観光スポット等が紹介されており、インターネットで詳細の情報を調べることもできます。
12.オヤケアカハチ之像
オヤケアカハチ之像
オヤケ赤鉢(アカハチ)という百姓の若者は、15世紀に波照間島で生まれ、豪族が入り乱れて争っていた石垣へ渡り、大浜村の酋長になりました。正直もので正義感の強いオヤケアカハチは、当時人頭税など首里王府に収める重い税に苦しんでいた八重山の農民をみかねて島民のために立ち上がり、王府への納税を止めてしまいます。怒った首里王府はアカハチを征伐するために大軍を石垣島に送り込み、大戦の末ついにアカハチは捕らえられ、首をはねられてしまいます。ここ石垣島の他にも、波照間島のオヤケアカハチの碑や、小浜島のオヤケアカハチの森など、数々の痕跡が残っています。首里王府から見れば反逆者のオヤケアカハチですが、島民からは英雄として崇められているのです。

13.吹通川(ふきどうがわ)
吹通川(ふきどうがわ)
石垣島の北部にある吹通川は、マングローブの森が川面を覆い、まるで緑のトンネルのような短い河川です。河の両側には石垣市の天然記念物に指定されている吹通川のヒルギ群落があり、木漏れ日が水に反射し、光がゆらゆらと漂う様子は癒しにぴったり。吹通川観光では、ヒルギ群落をメインに畑人(ハルサー)でもある島人がご案内。ゆったりとカヌーを漕ぎながら不思議マングローブに住む小動物の生態や植物の観察、滝までのトレッキングなど吹通川マングローブを探検できます。海上散歩では透明カヌーでサンゴの森を散歩。ツアーの後はマングローブ上流にある直営農場でフレッシュジュースや旬の果物パイン丸かじり、さとうきびの丸かじりと自然の恵みを味わうことができます。
14.石垣島天文台
石垣島天文台(いしがきじまてんもんだい)
石垣島を中心とした八重山諸島は、北回帰線のすぐ北側、北緯24度に位置しているため大気がとても安定しており、星がまたたかず、南十字星など本土では見ることのできない数多くの星々を観測することができます。八重山諸島は1ヶ月ほど本土より梅雨明けが早く、夏の晴天率は40%もあり、天の川の良く見える星空が広がっています。石垣島天文台は、星空の観察に必要な条件を備えた最適な場所に作られた天文台とも言えます。台風の影響で一時利用できなかった天文台も復活し、コンピュータ制御で木星や土星を追尾でき、土星の輪もはっきりと観察することができます。玄関からドームまでは、バリアフリーなので、車椅子の方も、エレベータなどを利用して望遠鏡のそばまで行けるので、天体を観察することができます。
15.川平湾(かびらわん)
川平湾(かびらわん)
石垣島の中でも最も美しい場所と言っても過言でない川平湾。その美しさは日本百景にも選ばれている観光スポットです。天皇・皇后両陛下が訪れた記念碑もある高台からは湾内が一望でき、太陽の光によって次々と色を変える海の色は幻想的とも言えます。光の具合によって変化する海の色はグラスボートでの海底観光が人気。さまざまなサンゴと熱帯魚をゆっくり観察することが出来ます。また黒真珠の養殖でも知られており、周囲にはおみやげ屋さんがたくさんあります。
16.宮良川のヒルギ林(みやらがわのひるぎりん)
宮良川のヒルギ林(みやらがわのひるぎりん)
全長12km石垣島でいちばん大きな川である宮良川の河口には、約1500mに広がるマングローブ林があります。このマングローブ林はヒルギ林とも呼ばれ、河口や流れに近いところではヤエヤマヒルギが生え、流れがゆるやかで安定した場所にはオヒルギが生えています。またこのヒルギ林は国の天然記念物に指定されており、干潮時には宮良橋から、今にも歩き出しそうなタコの足のような気根を見ることができ、また周辺に現れるカニやハゼなどを観察することができます。

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