沖縄にホレた、チョイ悪おやじのコラム
北谷で本場インド料理を食す。
〜本場インド料理専門店・KABAB‘S(カバブス)〜
今回は北谷に来ている。
ここは日本でありながらハワイやウエストコーストの雰囲気が味わえる街である。
北谷公園に隣接するサンセットビーチはワイキキビーチの趣きがあるし、アメリカンビレッジは店並みもアメリカ風、嘉手納基地も近いので歩いている人もアメリカ人が目立つ。
シネマもあるし、街を一望できる大観覧車もある。何より街自体が、手ぶらでブラブラ散歩できる範囲なのがうれしい。
米軍の流出品など販売している店も多く、本物のフライトジャケットなどアメ横で3万位するものも1万位で手に入る。
そういえば、以前仕事で世話になったKhan(カーン)が2年前に北谷でインド料理店を始めたと言ってたっけ。
以前はよく彼の家へ行き、本場のカレーをごちそうになった。 スパイスは全て個別に取り寄せ、肉や米などは厳選したものを農家から直接買い入れていた。 圧力釜で、あっという間に3〜4種類のカレーを作ってくれ、どのカレーも個性があり実にうまかった。 この才能を活かさないのは惜しいと思ったものだ。
早速連絡を入れると、「北谷に来てるの?19時半に予約入れとくよ」と嬉しそうに答えてくれた。
カーンさん
レストランに到着!
店の名前はKABAB’S(カバブス)、アメリカンビレッジから58号線を嘉手納方面に少し行った左側に位置し、タクシーでもワンメーターの距離である。
シェフは本場のインド人、Khanはオーナーで昼間は別の仕事をしているという。
少し早めに行くと「予約済み」の席が。
インド産のビールを飲みながら待つことしばし、「しばらくぶり!」と懐かしい顔が入ってくる。 来日したのは15年前、もう日本語はペラペラだ。 まずはビールで乾杯し、オーダーはおまかせでお勧めのものを注文する。
本場インド料理専門店・KABAB'S
店内の様子
ビールを飲みながら、互いの近況などを話していると前菜が出てくる。 まずは、『ラジャル シュリンプ』、エビをバターとマヨネーズで丁寧に仕上げた一品だ。つまみには最高!ビールが進む。
次に出てきたのは『タンドリーチキン』、インド料理の定番だ。
だが、正直、私はあまり好きではない。なぜならチキンのパサパサ感がどうも好きになれないからだ。
躊躇していると、「まあとにかく食べてみてよ」と勧められ、とりあえず一口... 「うおおおおぉぉぉぉ!!!なんだこれは」と思わず口にでてしまう。
何が凄いって、そのジューシーさ、インド料理店は数々行ったけど、こんなタンドリーチキン食べたことないぞ!
ラジャル シュリンプジューシーなタンドリーチキン
ソーキカバブ
次に出てきたのはソーキ カバブ。
Khanが沖縄料理からヒントを得て作った、沖縄とインド料理のコラボレーションだ。「うん、旨い!確かに沖縄の味がするインド料理だ!」訳の分からぬ事をいいながら、メインのカレーを待つ。
出てきたカレーは3種類。
『サグ ラム』はラムとほうれん草を、生クリームを使って仕上げた一品。ラムはビーフやチキンに変えることができると言う。
サグ ラム
『チキン コロマ』は鶏肉をヨーグルト、バターそして数種類のスパイスで煮込んだ一品。
チキン コロマ
『チキン ド ピアザ』は鶏肉と新鮮トマトを薄切りにし、クローブなど数種類のスパイスで味付けをしたものだ。
チキン ド ピアザ
どれも全く違った個性があり、食べ比べるのもなかなかいい。またローズマリーを使ったハーブナンがカレーのおいしさを引き立てる。
ハーブナン
聞けばメニューはデザートを除いても40種類近くあり、お気に入りのカレーを探すのも楽しい。 こんなに沖縄に来ているのに、何で今まで来なかったんだろう。再会を約束し、綺麗な星空を見ながらホテルへ帰る。 アメリカンビレッジの中にもうまい店は沢山あるが、カレー好きなら北谷にきたら、一度行ってみてはどうだろう。
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DATA
本場インド料理専門店
KABAB'S(カバブス)
北谷町美浜3-1-10-2F
TEL 098-936-9998
【営業時間】
[Lunch]
11:30am〜2:30pmラストオーダー
[Dinner]
5:00pm〜10:00pmラストオーダー
[定休日]月曜日
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Profile
河原 千春
泡盛大好き。海が大好き。
旅行に行かないと弱ってしまう、回遊魚体質。
毎月一度は離島LIFE?!
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