あぐー豚は沖縄に昔からいる「在来豚」とよばれる豚のこと。このあぐー豚の旨さの秘密は食感の柔らかさや豚特有の匂いのなさに加え、旨み成分のグルタミン酸が通常豚の約2.5倍！もあります。ビタミンB1（アミノ酸）も豊富に含んでいます。そしてうれしいことにコレステロールが通常豚の1/4というヘルシーさ！さらにコラーゲンも豊富とのことで女性にもおススメのあぐー豚しゃぶしゃぶ。

「あぐー」という呼び方は粟国島より渡って来たので「あぐにのぶた」という事で、「あぐー」と呼ばれるようになったと言われています。美味しくヘルシーなあぐー豚の歴史は1385年に中国から琉球王国に渡来。戦前まで食されていましたが、戦後激減し1980年当初はわずか20頭ほどになりました。北部農林高校が維持増殖を進め現在は「沖縄あぐー」という名称で東村の北斗牧場で生産されています。

沖縄で有名なフードと言えばタコライス。オムライスとタコライスが合体した、この恩納村名物「オムタコ」は何度かテレビに取り上げられているらしい。さらに、有名グルメランキングでグランプリに輝いたとか。オムタコは数十種類のスパイスで仕上げた特製ミートたっぷりのタコライスと半熟卵3個分が合体。その種類は超豊富で、オムタコ＆モツァレラチーズ やオムタコ＆レッドホットチリなどがメニューに。

別メニューで「海ぶどうパスタ」も旨そうです、瀬良垣店限定メニュー。恩納村名物の海ぶどうをたっぷりのせた冷製パスタ。暑い夏に冷たい細麺とぷちぷちの食感が食欲をそそります。 どちらのお店とも海を目の前にした絶好のロケーション！

タコライスはベトナム戦争の1960年代、在日米軍らのニーズで沖縄の金武で生まれたという説や1984年パーラー千里が元祖である。また、移動パーラーから始まったなど諸説あるそうです。メキシコのタコスと日本の米食文化の融合でタコライス。20年ほど前からは学校給食でも出される沖縄料理になりました。

琉球放送のTV番組「第一回沖縄そば王決定戦」で1位になった、いしぐふーの1日限定100食の沖縄ソーキ（軟骨）そばは、幻の豚「あぐー豚」を使ったあぶりソーキとそばが別々に出されてきます。そばの上には薄い卵焼きがのってます。あぐー豚からとった出しスープと手打ちの手もみ麺は絶品だとか。

昔の沖縄そばには卵が乗っていたそうです。いつの頃か卵をトッピングする習慣がなくなっていきました。いしぐふーでは、本来の沖縄そばを食べてもらいたいと沖縄そばの原点の卵をのせたそうです。