青い海で遊ぼう!
No.002 ホエールウォッチング
沖縄では毎年1月の最終週から4月の第一週にかけてケラマ海域を中心にザトウグジラが周遊してきます。
この時期、那覇からダイビングのポイントまでボートで移動中に遭遇することもありますが、ダイビングボートの場合はダイビングが目的のため、ゆっくり観察ができません。
沖縄の短い冬の楽しみ方としてホエールウォッチングのクルーズに参加してみてはいかがでしょうか。
このクルーズはクジラを見る事を目的としていますので、ゆっくりとクジラを観察することができます。
乗船時間は概ね3時間、午前8時から9時頃の出発と午後12時から1時頃の出発の1日2回催行しているところが多く、ツアーとして催行している会社も多いですが、この時期は沖縄といえどもダイビングのお客さんが減るので空いたボートでホエールウォッチングを行なうダイビングショップも多いです。
ホエールウォッチングの場所は、ケラマ海域をクルーズするパターンと那覇港から沖縄本島の西部を北上するパターンがあります。ケラマ海域のクルーズでは、渡嘉敷島に渡り、渡嘉敷港から島の周辺を探すというパターンもあり、渡嘉敷島にステイしてゆっくりとホエールウォッチングをするお客さんも増えています。
クルーズ船はクジラが見つかるとそれぞれ連絡を取り、続々と集まってきます。この時期、子連れのクジラも多く親子で泳いでいる姿が見られることもあるようです。遭遇率はかなり高く、時にはボートから数メートルまで近づくこともあります。もし見られなかった場合は、次回無料で参加できるリトライ券を発行するところも多いので再度チャレンジしてみましょう。
2頭のクジラ
2頭のクジラ 2頭のクジラの顔
2頭のクジラの顔 クルーズからクジラ観賞
クルーズからクジラ観賞
・その他にもクジラが呼吸する時に2〜3メートル吹き上げる水しぶきの「ブロー」
・水面で横向きになり、胸びれを叩きつける「ペックスラップ」
ブロー・ベックスラップ・テールスラップ
・潜行時に尾びれを上げる「テールアップ」
・尾びれを水面に叩きつける「テールスラップ」
それぞれの動作に名前が付いており、あらかじめ動作を覚えておくとより楽しむことができます。
最近のボートにはトイレも付いているので、女性の方やお子様連れでも安心です。
まだホエールウォッチング未経験の方は、一度トライしてみてはいかがでしょうか。
記事一覧
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No.002 ホエールウォッチング
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Profile
河原 千春
泡盛大好き。海が大好き。
旅行に行かないと弱ってしまう、回遊魚体質。
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