沖縄本島中部・勝連半島と金武湾に浮かぶ平安座島を結ぶ、全長4.7ｋｍ、海の上を一直線に走る美しい海中道路。

海中道路が建設される戦前は舟で海を渡っていたのが、第二次世界大戦後に米軍の水陸両用車やトラックが水深の浅い干潮の時に往来し海の中を渡っていた頃から「海中道路」と呼ばれたそうです。

沖縄本島・勝連半島〜平安座島〜宮城島〜伊計島へと、3つの離島を車で走らせて渡る事ができるようになった現在は、沖縄の青い海を眺めながら楽しめるドライブコースとして人気の1つで、2003年4月には中央付近にマーラン船をかたどった「海の駅あやはし館」や公園と大型駐車場を備えたロードパークがオープン。

1階は特産品販売所やレストラン・鮮魚販売所、2階は地域の歴史や海に関する資料を展示した「海の文化資料館」があり、貿易として活躍していたマーラン船の実物を見ることができます。

ロードパークから海岸を散策することもでき、水深が浅い干潮時には沖合まで歩いて渡り、アオサや藻・潮干狩りなどで楽しむ親子で賑わいをみせています。