やんばるの自然を満喫!比地大滝トレッキング

比地大滝
今回は沖縄で森林浴できるロハスな沖縄ドライブコースをご紹介します。
那覇空港から沖縄自動車道を利用して、名護市内を通り抜け、左手に海を眺めて車で走ること約2時間。
そこには青い海とは対象的に、緑が生い茂る山原(やんばる)の自然が広がります。
「比地大滝(ひじおおたき)」は、そのやんばるの森を流れる比地川のほぼ中間に位置する、落差が25mある本島最大の滝です。 片道約1.4km、約40分のトレッキングは日頃の運動不足の解消には最適のコースです。
比地大滝
まずはコースを確認!
入り口の管理棟で入場料を払い、いざ出発!
遊歩道はきれいに整備されているので、思っていたより楽に歩けそうな印象を受けます。
歩き始めると、さっそく黒い姿をした“イボイモリ”や鮮やかなきみどりの“キノボリトカゲ”がおり、さらに頭上には大きなヒカゲヘゴの木が生えていたりと、沿道は沖縄の動植物の宝庫です。
さらに、右手には木々の間から涼しげな比地川を眺めることができ、早くも大自然を満喫です。
そんな穏やかな時間もつかの間、鳥のさえずりを聞きながら、軽快に進んでいた足も、勾配が急な場所を目の前にするとひるみます。
中間地点を越えて、まもなくすると吊り橋に到着。
吊り橋からは、やんばるの森の中を流れる比地川を真上から見ることができます。
さらに前方を見渡せば、太陽の光を受けた木の葉が青々とどこまでも広がっています。
ただし、吊り橋は揺れる上、高さ17mもありますので、高所恐怖症の方はご注意を。
吊り橋を渡ってもなお、長い階段が多くなり、上り下りの繰り返しです。涼しさが増し、滝が近づいていることを察知しますが、息はあがり、汗は止まらず、限界を感じる頃に、やっと比地大滝に到着です。
ひんやりとすがすがしい空気が心地よく、疲れは一瞬で吹き飛びます。ザザァーっと迫力の音を立てながら、滝壺に向かって勢いよく流れる水量には、思わず見入ってしまうほど圧巻です。※滝壺への飛び込み等は禁止されています。
帰りは、40分かけてきた行きよりは、少し早く感じつつ、無事にトレッキング終了です。
比地大滝
沖縄は青い海だけじゃなく、山にもまだまだ魅力的なところがあることを実感しました。午前中の過ごしやすい時間帯にトレッキングをして、午後はビーチでのんびりするというパターンもいいかもしれません。また、夏休みには、那覇市内から比地大滝日帰りバスツアーを催行する旅行会社もありますのでチェックしてみてはいかがでしょう。沖縄旅行に来たらビーチや名所観光だけじゃなく、沖縄本来の自然に触れることで感動も大きくなります。
<備考>取材日:2008.4.6 天候:晴れ時々くもり 気温:26度
比地大滝
入場料 大人\300 子供\200
営業時間 開門9:00 最終入場15:30 閉門17:00
駐車場; 無料
売店 管理棟にあり
トイレ 管理棟にあり
キャンプ場 併設 ※詳しくは比地キャンプ場へ。
お問い合わせ 国頭村観光物産センター0980-41-5555
比地キャンプ場0980-41-3636
アクセス 那覇空港から沖縄自動車道を利用し、許田ICから名護市経由で国頭村へ(約2時間)
・足元が悪い箇所がありますので、スニーカーがおすすめです。
清流もあるので、ビーチサンダルを持って行くと水遊びもできます。
・虫よけスプレーを持って行くことをおすすめします。
・ゴミ箱はありませんので、各自で持ち帰りましょう。
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