毎年8月の第1日曜日からさかのぼる1週間は、「夏祭りin那覇」WEEKとなり、国際通り約1.6kmの各11演舞場でエイサー演舞やエイサーコンテストなどの催し物が開催されています。そのエイサーWEEKのフィナーレを飾るパレードが「一万人のエイサー踊り隊」です。県内各地の青年会に、一般公募を加えた83団体・総勢約6,000人が国際通りを力強い太鼓の響きに合わせエイサー演舞を踊り、沿道には夏の風物詩を一目見ようと、県内外や海外から約12万人の大観衆がエイサーの演舞に酔いしれます。
初日 エイサーあしびなー
[日程]19:00〜20:30
[会場]パレットくもじ前広場
[参加団体名]創作締太鼓 無心幻心・ティアレヘイプア・古武道太鼓集団 風之舞・那覇太鼓
2日目 前日祭
[日程](第一部)16:00〜17:30
(第二部)18:00〜19:00
[会場](第一部)パレットくもじ前広場
(第二部)ぶんかテンブス館前
[参加団体名]ティーダ太鼓 うちま・キンサーダイコ・鼓・昴龍・首里鼓団 綾門・かなぐすく太鼓会・鏡水鏡鼓会・南城市船越青年会
2日目 前夜祭
[日程]19:00〜20:30
[会場]パレットくもじ前広場
[参加団体名]与那原町板良敷青年会・今帰仁子供太鼓いまじん・日出克with琉球國祭り太鼓
3日目 一万人のエイサー踊り隊
[日程]15:00〜19:00
[会場]国際通り全域
[参加団体名]一般参加によるページェント55団体、創作エイサーチーム20団体、地元青年会12団体が、国際通り各11演舞場で舞い踊ります。
「夏祭りin那覇」のエイサー踊り隊パレード。スタートは、一般公募1,200人によるエイサーページェント。琉球國祭り太鼓の指導を受けた一般公募のメンバーが国際通りを埋め尽くし、BEGINの「三線の花」、日出克の「ミルクムナリ」という曲に合わせて一斉にエイサーの演舞が国際通りに舞います。エイサーページェントを、滑稽な踊りをするチョンダラー隊60名が先導。そして後半には沿道のお客様を交えてのカチャーシーも行われます。ページェントに続き、県内各地から出演する創作エイサーと古風な伝統エイサーの見比べができるのもこのパレードの特徴です。
一口にエイサーと言っても、その踊りは様々で、多くの青年会で、独自のリズムや振り付けが伝統的に受け継がれています。中には、元来エイサーが根付いていない地域でも、青年会活動の一環として、周辺の伝統的な青年会からの指導を得てエイサーに取組む団体が生まれ、その振り付けをベースに独自に発展させています。
◇この様に、何代にもわたって、独自のリズムと振り付けを継承しているエイサーの型や、その流れを組むエイサーの型を伝統エイサーと呼びます。
◇一方で、伝統的な型にこだわらず、時流に合わせた振り付けやサウンドを取り入れ、近年成長しているエイサーが創作エイサーです。この魅力は何と言っても、伝統的な沖縄民謡だけでなく、ロック・ポップスといった楽曲も積極的に取入れて、エイサーにダンス的なエンターテイメントの要素を取入れたところにあります。