今回は、沖縄市から・読谷・恩納村･名護あたりまでの様子をご紹介しましょう。まず恩納村ですが、ヤシの実が左右道路の中央にあり、南国チックでハワイに似ているところがあります。私は8年間沖縄に住んでおり、ここ7年間に約700回のドライブをしていますが、なぜかこのルートは飽きることがありません。那覇・沖縄市には大自然があり、地元の住民やベースのアメリカ人達が週末になるとハーレーを中心に、たくさんのバイクが群れをなしてツーリングを行っています。

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読谷を越えて15分位走るとすばらしい景色になり、まるでハワイのようです。ルネッサンスリゾートに突き当たると、左の海が凄く綺麗に見えて来て、世界のどこの海にも負けず、吸い込まれるような感じを受けます。そこからしばらく海沿いに走ると、今度は名護に入ります。右手には山、左手には海が見晴らせ、間の国道58号線沿いにあるヤシの木は、言葉に表せられないほど素晴しい景観をかもし出しています。それはもう言葉で説明できないほど素晴しいので、一度来て頂きたいと思います。

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名護の風景は恩納村までと全く違って沖縄市と恩納村を合わせたような雰囲気があります。名護でまず目に入るのは、A＆W。沖縄では「エンダー」の呼び名で知られているファーストフード店で、白いドライブスルーで有名なお店です。車から注文して、そのまま食べ物を運んでくれる所がアメリカ風で、その場は日本ではない感じがする場所でもあります。注文の方法は、パーキングで車を止め、設置してある電話で注文をすると、注文した商品をウエイトレスがトレイで持ってくるというスタイルです。そのまま車の中で食べ、トレイは置いたまま、お店を出ることができるのです。昔の映画で「アメリカングラフティ」というジョージ・ルーカスの映画がありましたが、丁度そのような雰囲気がありますね。

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トレイを運んで来るウエイトレスは、確かに可愛い子が多いのですが、映画とは違ってローラースケートをはいていないのがちょっと残念です。まさにここは名護だねと思う場所でもあるのです。また、名護市役所は、建物のピラー一つ一つの上に、シーサーが乗っており、いきなりアメリカの雰囲気から、沖縄に戻る面白さがあります。

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左手には名護公園があり、ドライブの休憩に、エンダーでテイクアウトしたり、持ってきたランチボックスでランチを取るのも楽しいでしょう。公園に入って、少し歩くと整備された海岸があります。名護から10分ほどで本部の辺戸岬に着きます。ここは海岸が素的な場所でもあります。次回は、名護から戻って、屋我地島、古宇利島のご紹介をしましょう。特に、古宇利島に渡る橋（こうりおおはし）は、2キロにも及ぶ日本最長の無料の橋で、満月の夜、秋の9月がおすすめです。

Profile

ザギル　カーン
1991年来日。大手企業に就職するが、趣味のカレー作りが高じて2004年、沖縄に本格インドレストラン【KABAB'S】を開店。現在沖縄にて他に2つの事業も展開している。